お客様各位
【5月1日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=109円36銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:33,874(-185)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9949(-41)
②午後売: 9899
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.479(-0.014)
④金:1767.3(-0.8)
※WTI原油先物
⑤原油:63.58(-1.43)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1140円
②ロンドン午後:1130円
③N.Y.:1130円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.27-109.3
【4月30日:昨日の状況】
※国内銅建値1080円(4月26日より+30円)
《3月輸出通関統計》
※月一恒例(が望まれているか?は別として)、㈱日刊
市況通信社様提供、「どこよりも早い」銅系スクラップ
の輸出通関統計(3月即報)です。
※財務省発表「銅くず・真鍮くず、また、雑線・雑品」
の、日本→海外への輸出通関統計となります。
※数量の多い順に上位国のみピックアップしました。
数量単位はトン、
( )は前月2月の数字です。
1位/中国:33,167(13,510)
2位/マレーシア:15,520(10,412)
3位/香港: 3,436(2,146)
4位/タイ: 2,634(2,015)
5位/韓国: 1,953(1,221)
6位/フィリピン:644(258)
7位/台湾: 567(557)
注:中国向けは、真鍮・二号銅・ナゲットが中心です。
雑品・雑線は中国では輸入通関出来ません。
※日本から輸出される銅くずの月間合計を、過去5ヶ月
ピックアップすると、以下となり、3月の多さが
分かります。
20年/11月 33,652トン
20年/12月 49,672トン
21年/1月 31,577トン
21年/2月 30,410トン
21年/3月 58,395トン
※ポイント1
春節が終わった為、予想通り中国向けは大増量。
昨年11月の制度改正以降急増した、昨年12月の31,198
トンよりも多い33,167トンが日本から中国へ輸出
された。
春節休暇中(1月,2月)少なかった分、まとめて輸出
されたのか?
※ポイント2
マレーシア向け輸出も過去最高(のはず)。
昨年後半、毎月10,000トン~12,000トンで推移していた
量が、15,000トン台に急増しています。
※ポイント3
3月~4月は、LME銅の値も上昇しています。
中国向け、マレーシア向けの増量は、共にマーケットの
要因もあるとは思います。
※雑線(湘南ヤード持込):【4月30日現在】
【1】ワイヤーハーネス:380円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):340円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):310円前後
【4】雑線B :215-245円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上